安土城の入場料金と城内でチェックしておきたい7つのポイントと感想




安土城の入場料金と城内でチェックしておきたい7つのポイントと感想

 

 

【安土城レポ2/7】

 

 

ではいよいよ安土城跡に登ってみます!

 

 

(この情報は2016年7月現在のものです)

 

 

でもその前にチェックするものが3つあります。

 

 

それが、トイレ、自販機、入場料です。

 

 

 

 

 

 


まずはトイレ。安土城内にはトイレがありませんので、駐車場向かいの休憩所を利用しておきましょう。

 

 

 

 

 

 


次に飲み物。

 

 

安土城内には飲み物がありません。

 

 

自販機はトイレがある休憩所と料金所手前の2ヶ所です。

 

 

特に夏場は水分補給をお忘れなく。

 

 

 

 

 

 


そして入場料。

 

 

安土城は有料です。入場料はこの通りです。

 

 

遺構の維持管理費を考えるとこれは仕方がないと思います。

 

 

また安土城の料金は割引などがありません。

 

 

でも個人的には、安土城跡の遺構の残り具合を考えると、この料金は決して高く無いと思います。

 

 

 

 

 

 

押さえておきたい7つのポイント

 

さて、料金を支払い、いよいよ安土城に登りますが、見どころがたくさんある安土城の中でも、これだけは見ておきたいポイントを7つ紹介しますね。

 

 

もちろん見どころはこれ以上あるのですが、最低限、これだけはチェックしておきたいものを7つ挙げてみました。

 

 

それがこちら!

 

  1. 石仏
  2.  

  3. 館跡
  4.  

  5. 石垣
  6.  

  7. 信長の墓
  8.  

  9. 蛇石?
  10.  

  11. 天主跡
  12.  

  13. ハ見寺

 

では順番にチェックしてみましょう!

 

 

 

 

 

 

石仏


安土城は料金所を過ぎると、大きな坂道になっています。

 

 

これがかつての大手道(正面)なんです。

 

 

この大手道の端をよく見てみると…

 

 

 

 

 

 


お地蔵さんが!!

 

 

安土城の大手道には、こういったお地蔵さんが多数あります。

 

 

宗教的な意味合いではなく、単に石材として利用されたのだそうです。

 

 

そういえば、同じ滋賀県の膳所城(ぜぜじょう)にも、坂本城や大津城で石垣に組み込まれていたお地蔵さんがありましたが…

 

 

>>膳所城のお地蔵さんはこちらの記事

 

 

 

 

 

 

館跡

 


安土城内には、武将たちの館もあり、現在では館跡の石垣を見る事ができます。

 

 

大手道には、羽柴秀吉や前田利家の館跡があり、案内看板も建っています。

 

 

 

 

 

 


さらに登ったところには、本能寺の変で活躍した森蘭丸の屋敷跡もありました。

 

 

 

 

 

 

石垣


安土城の石垣は、近江の穴太衆(あのうしゅう)という、石垣を組む専門集団が築いたものと伝わります。

 

 

本能寺の変後、安土城が廃城になってから400年以上経ちますが、安土城内には未だに数百年前の石垣群がたくさん残っています。

 

 

たぶん組み方に工夫があると思いますが、こうやって残っている事がスゴイ事だと思います。

 

 

 

 

 

 

信長の墓


二の丸跡には信長と織田一族の廟所があります。

 

 

信長のほかは息子の信雄、高長(信雄の五男)、長頼(高長の息子)、信武(長頼の息子)の供養塔や墓もあります。

 

 

一般人は立ち入り禁止で、柵の向こうから参拝できます。

 

 

 

 

 

 

蛇石?


二の丸には、大きな石のテーブルみたいな石がありますが、この巨石は伝説の蛇石(じゃいし)ではないかという説がある石です。

 

 

蛇石とは、安土城築城時に上げられた巨石で、ルイス・フロイス【日本史】によれば、

 

 

『特別の大石は、6〜7000人の人々が引いた。一度少し片側へ滑ったときには、150人以上が下敷きになって押し潰された』

 

 

という記述があります。

 

 

でもそれにしては小さすぎますし、近江八幡城彦根城築城時にも、安土城から石が運ばれたそうなので、もしかするとその時に運びやすいように砕かれたのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

天主跡

 


安土城の一番高いところが天主があった場所といわれ、現在でも建物の礎石が残っています。

 

 

※安土城は天守ではなく天主

 

 

また案内看板を見ると、建物の詳しい説明が書かれています。

 

 

安土城天主に関しては、信長の館に原寸大の模型があり、駅前の城郭資料館にも詳しい展示があります。

 

 

 

 

 

 


山頂から少し行ったところから西を見ると、琵琶湖に面した住宅地が見えました。

 

 

戦国時代はもっと琵琶湖が安土城の下まで迫っており、埋め立てにより地形も変わってしまいましたが、それでも琵琶湖の風景を眺める事ができます。

 

 

 

 

 

 

ハ見寺


かつて安土城内には、ハ見寺(そうけんじ)という寺院があり、そこの三重の棟は安土築城以前の棟札(むなふだ)が見つかったことから、他の寺院からの移築と考えられています。重要文化財。

 

 

本能寺の変後、安土城天主は焼け落ちてしまいましたが、この三重の棟と山門は無事に残りました。

 

 

ちなみに本堂も残ったそうですが、江戸時代の安政元年(1854)に火災によって移されました。

 

 

 

 

 

以上が安土城でチェックしておきたい7つのポイントでしたがいかがでしょうか?

 

 

城内も散策コースになっており、順路で巡るとこれら全て見る事ができるので、是非チェックしてみてください!

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