彦根城と一緒に巡りたい木村重成の首塚と佐和山城の移築門がある宗安寺

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もしあなたが戦国好きで彦根城に行くのであれば、彦根城とセットで巡っておきたいお寺があります。

それが夢京橋キャッスルロードの中にある宗安寺（そうあんじ）です。

江戸時代、この宗安寺は浄土宗のお寺で、同じく浄土宗だった徳川家康の位牌所となり、彦根藩主・井伊家の手厚い保護を受けた寺でもありますが、それ以外にチェックしておきたいものがあります。

それが、佐和山城の移築門と大坂の陣で活躍した木村重成の首塚です。

まず佐和山城の移築門ですが、現在の宗安寺の山門になっており赤いです。

この門が、かつての佐和山城にあり、石田三成、島左近らはもちろん、関ヶ原合戦直前にもしかすると大谷吉継らもくぐったのかもしれません。

ところでこの山門は背丈が以上に高いですが、これは馬に乗った状態でくぐれるようにこの様な高さになったという説があります。

城門も奥が深く、造りなどにいろんな意味があり、これらを研究している専門家もいます。

私は城門の事はよくわかりませんが、佐和山城は無くなってもこうやって門だけでも残っているのはスゴイと思いましたね。

次は木村重成の首塚です。

宗安寺の墓地にあります。

墓地の入口に木村長門守御首塚の石碑が建っており、首塚までの案内看板もあります。

墓地の中にある木村重成の首塚です。

木村重成は文禄二年（１５９３）に木村重茲の子として生まれ、母が豊臣秀頼の乳母となった事から、幼少期から秀頼の小姓として仕えたといわれています。

容姿端麗でイケメンだったとか。

成長すると武士として名を高め、大坂の陣では豊臣方の武将として幕府軍と戦い、真田丸の攻防戦にも参加しました。

そして慶長二十年（１６１５）の大坂夏の陣で、井伊家の家臣・安藤重勝に討たれ、その首は安藤氏の菩提寺であった宗安寺に埋葬され首塚ができたそうです。

ということで、宗安寺は徳川家康率いる関東方に敵対した石田三成ゆかりの佐和山城門、また大坂の陣で幕府方と戦った木村重成の首塚があり、戦国ファンの参拝も多いそうです。

私の感想ですが、宗安寺は戦国好きの方は是非、彦根城とセットで訪れることをオススメします。

その理由は、彦根城から十分に徒歩で徒歩で訪れることができるスポットですし、歴史駅にも有名な２つの歴史的遺構があるからです。

戦国が好きな人は是非、チェックしておきましょう。