道の駅竜王かがみの里を拠点に楽しむ源義経元服地と鏡神社
滋賀県蒲生郡竜王町鏡に興味深い史跡があります。それが源義経元服地と鏡神社です。
源平と戦国時代はいろんなポイントで繋がっているので、興味がある私的にはココも要チェックだと思います。
アクセスですが、まずは国道8号線沿いにある道の駅竜王かがみの里に向かいます。
ココを拠点に史跡散策を開始するワケですが、なぜこの道の駅竜王かがみの里を拠点にするのかという理由は、以下の通りいくつかあるからです。
- 駐車場が利用できる
- トイレ休憩ができる
- 観光案内所で資料をチェック!
- 史跡まで徒歩すぐ
- レストランがある
- お土産(滋賀県の特産品)がある
これだけのメリットがあるので、利用しない手はないですね。
また史跡散策のための駐車なら可能ということで、まずは道の駅竜王かがみの里を目指します。
滋賀県蒲生郡竜王町鏡1231-2
道の駅竜王かがみの里には、休憩所も兼ねた観光案内所もあり、そこに観光パンフや史跡散策のための資料もあります。
ただ利用者が多い道の駅なので、たまに品切れになっていることも…資料を見つけたら即チェック!ですね。
また施設内は特産品や地元野菜、そして滋賀県のお土産などを多数販売しています。
また弁当やパン、そしてレストランもあるので、食事休憩もできるんです。
天井には、源義経が元服する時の絵が掲げてありました。
実はこの道の駅の道路を挟んだ向かい側にあるので、ここでも大きくPR!
では歩道橋から国道8号線を渡り、源義経の元服したといわれる場所に向かいます。
看板があるので分かりやすいですね。所要時間は道の駅から徒歩数分。
ここが源義経元服池。この池のほとりで牛若丸が元服(成人すること)したといわれています。
承安四年(1174)、鞍馬山で修行していた牛若丸は兄・頼朝を訪ねるために関東に向かいます。
その途中、稚児(ちご:こどもの意)の姿での旅は平家に怪しまれるということで、この地にあった池の水を汲み、前髪を切って元服したそうです。
池の水は今でも湧いています。
元服池から徒歩数分の場所にある鏡神社。創建年代は不詳ですが、ここにも源義経ゆかりの史跡があります。それが烏帽子かけの松。
義経が元服する時、この松に烏帽子(えぼし)をかけて、鏡神社に参拝したという伝承が残っています。
明治六年(1873)の台風で折損したので、幹の部分だけが保存公開されています。
また鏡神社本殿は重要文化財に指定されています。
私の源義経元服地と鏡神社の感想ですが、道の駅から徒歩圏内にあり、案内看板も整備されているので巡りやすい史跡だと思いました。
あと近くには星ヶ崎城という山城があり、石垣も残っているので、山城好きの方はそちらもセットで巡ると良いでしょう。
そして忘れてはイケナイのがお土産チェック。道の駅竜王かがみの里には、滋賀県のお土産が多数販売されています。
その中でも個人的にオススメなのが、鮒ずしスライスです。
鮒ずしって賛否両論ある非常に個性的なニオイと味で有名ですが、お値段が高いので挑戦するには勇気が必要です。
でもそんな時にお試し価格で購入できるのがこの鮒ずしスライス。
鮒ずしを薄く切ってあり、数切れという少量。しかも値段は数百円なので、これなら気軽にチャレンジできますね。
ちなみに私は鮒ずしはOK。
初めて鮒ずしを食べた時の体験レビュー記事があるので、鮒ずしが気になる方はチェックしてみてくださいね。
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