小谷城跡の口コミと所要時間そして登ってみた城内レビューと私の感想




小谷城跡の口コミと所要時間そして登ってみた城内レビューと私の感想

 

 

滋賀県長浜市にある小谷城跡の口コミと所要時間、そして登ってみた城内レビューと私の感想について。

 

 

まずは小谷城の口コミをフォートラベルでチェックしてみましょう。

 

 

いろんな口コミサイトがありますが、フォートラベルがいろんな属性の口コミがあると思います。

 

 

例えば女子旅、カップル、家族連れなど、あなたにあった口コミをチェックしてみてください。

 

 

>>フォートラベルの小谷城口コミ

 

 

 

 

 

小谷城跡の注意事項

小谷城跡は彦根城や名古屋城、そして姫路城みたいに整備された観光城ではなく、戦国期の遺構を色濃く残した山城跡です。

 

 

私的にいくつかの注意事項があるので、はじめて行く方はチェックしておいてくださいね。

 

 

 

 

 

基本山道

 

小谷城内は基本的に山道です。

 

 

なので、女性のハイヒールはもちろん×ですが、虫や触れるとカブレる葉っぱなどもあるので、短パン、ミニスカートで登る事はおすすめできません。

 

 

足元は運動靴などのスニーカー、そしてパンツスタイル(ズボン)、そして上半身は長袖などで登りましょう。

 

 

 

 

 

熊、出ます


小谷城は熊がでるみたいなので、これは特に要注意ですね。特に夏〜秋にかけて、熊の活動も活発になるので気を付けましょう。

 

 

私は愛知県内にある、2,000を越える城跡をほぼ全て巡りましたが、愛知の城跡でも野生動物との出会いはありました(ホント)。

 

 

猿、鹿、猪などです。

 

 

さすがに熊にはまだ出合ったことはありませんが、山城のリスクのひとつとして、野生動物は要注意しておきましょう。

 

 

 

 

 

変な場所には入りこまない

山城を巡る時の注意事項として、変な場所には入りこまないというのがあります。

 

 

例えば堀切がありそうなので、道が無い尾根の先端部分に行くとか、生い茂っている場所に入りこむなどの行為です。

 

 

山城では、できるだけ道がある場所を通りましょう!

 

 

 

 

 

 

それでは登ります!


では車で小谷城中腹の番所趾まで登り、そこから徒歩で城巡りです。

 

 

まずは馬洗い池。小谷城跡の水の手ですね。

 

 

案内看板によると、ここは馬を洗う場所で、戦国時代は水が湧いていたみたいです。

 

 

一説によると、馬を洗う場所ではなく、山城の小谷城の貴重な水源(井戸)だったともいわれています。

 

 

 

 

 


小谷城内に残る首据石。天文二年(1533)、浅井長政の祖父・浅井亮政(すけまさ)が小谷城主の頃、南近江の六角氏と戦になった事がありました。

 

 

その時、浅井家臣の今井秀信が敵方の六角氏に内通し、浅井氏を裏切ろうとしていた事が判明します。

 

 

亮政は城下の神照寺で今井秀信を亡き者とし、首を小谷城内のこの石にさらしたそうです。

 

 

 

 

 


建物の礎石が発見されている桜馬場跡。

 

 

現在では人工的な削平地が広がっていますが、かつてはここにもなんらかの建物があったのでしょうね。

 

 

 

 

 


小谷城は外の景色も絶景な場所が多いです。

 

 

これは風流とかではなく、戦国時代は周辺の様子を見渡すことができる立地も大事だったという事ですね。

 

 

今では戦はないのでこういった近江の、のどかな風景を楽しむ事ができます。

 

 

 

 

 

 


これは小谷城の黒金(くろがね)門跡。名前からして、鉄を打ち付けた門があったのでしょう。

 

 

それでも織田信長の小谷城攻めで、この門も打ち破られたのでしょうね。

 

 

 

 

 


大広間跡。別名・千畳敷(せんじょうじき)と呼ばれ、長さ約85m、幅約35mの広さがあります。

 

 

ここでも発掘調査の時に建物跡が検出され、石組の井戸跡や蔵趾が確認されています。

 

 

もしかすると浅井氏の重要な軍義などは、この大広間で行われたのかもしれませんね。

 

 

 

 

 


大広間を奥に進むと確認できる石垣。歴史本や観光パンフでもよく見る石垣がこれ。

 

 

小谷城は天正元年(1573)に落城してから廃城になっているので、現在に残る石垣は当時のものです。

 

 

 

 

 


小谷城の本丸跡。小谷城の最重要場所で、天正元年(1573)に小谷城が攻められた時、城主の浅井長政もここで指揮を執っていたのでしょう。

 

 

別名・鐘の丸ともいわれる場所で、石垣を巡らせた約12mの高台にあり、約30m×25mの広さがあります。

 

 

また江戸時代中期の小谷城絵図に【天守共 鐘丸共】と記載されており、何層かの建物があったのではないかといわれています。

 

 

 

 

 


ちなみに彦根城西ノ丸の三重櫓は、小谷城の天守を移築されたものといわれています。

 

 

 

 

 


本丸の後ろにも見るべきものはたくさんあります。特に注目したいのは大堀切ですね。

 

 

堀切とは山の尾根を掘りきって、通行(進軍)を遮断した防御の遺構です。小谷城の大堀切は堀というより谷に近いもので、高低差も数mあります。

 

 

小谷城が攻められた時は、甲冑を着てこの堀切を渡ったのでしょう。

 

 

 

 

 


そして浅井長政が自刃したといわれる赤尾屋敷跡。

 

 

ここは浅井氏の重臣だった赤尾氏の屋敷跡で、家臣の屋敷では最も本丸に近い場所にありました。

 

 

小谷城が落城する時、長政はここに籠って最後を迎えたといわれています。

 

 

 

 

 

小谷城の所要時間は?

 

小谷城のポイントをザックリ紹介してみましたがいかがでしょうか?

 

 

小谷城の見どころはもっとたくさんあるのですが、時間があまり無い観光旅行で訪れた時でも、最小限これらのポイントは押さえておきたいですね。

 

 

さて気になる所要時間ですが、私が何度か小谷城を訪れた経験からいうと次の通りです。

 

  • 急いで周って約1時間
  • ジックリ周って約3〜4時間

 

これは山の中腹・番所趾まで車で登り、そこから本丸背後を経て京極丸くらいまで行った時の時間帯です。友人の城好きの方に聞いても、大体これくらいです。まあ、居ようと思えばまるっと1日過ごせますけれどw

 

 

あと山のふもとから登る方、写真をジックリ撮る方、そして遺構の確認などが好きな方は、この時間よりもう少し+αの時間があると思いますが、あなたが小谷城を巡る際の一応の参考にしてみてください。

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